企画書テンプレート（Word）無料ダウンロード | 会社でアイデアやプロジェクトを立案

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企画書のテンプレートダウンロード

企画書について

企画書とは

「企画書（きかくしょ）」とは、新規商品の企画、アイデア、プロジェクト、実現してみたいことなどをまとめた、ビジネスシーンで使われる文書です。

企画の内容を具体的に記載することによって、実現が可能であることを示すとともに、企画が実現した際にどのような効果やメリットがあるかを相手に伝えることができます。企画に実現に向けては、会社側や関係者が共感し、納得できる内容にまとめることが大切です。

企画書は、新たなプロジェクトやアイデアなどの企画の段階で作成する文書です。まずは会社側に承認されるように内容を詳しく記載して、実現が可能であること、実現した際にメリットがあることを理解してもらいましょう。

企画書の用途と役割

企画書の用途・使用目的

企画書は、新商品の開発や新規プロジェクトなど、実現したい企画に関する情報を文書にまとめ、関係者の理解を得て賛同してもらう目的で作成します。

その根本にあるのは、現状の不満、不便などの問題解決です。不満や不便を解消し、より便利で快適に過ごすにはどうしたらよいかという考えが企画につながります。

企画書では、数字などを用いてできるだけ具体的な内容を示し、企画が実現することで、どのような問題が解決できるのか、会社にどのような効果や利益がもたらされるのかといったメリットを明確にするのもポイントです。

企画書の役割

企画書は以下のような役割を果たすと考えられます。

上企画自体は口頭でも伝えられますが、重要性が高いものと位置付けるために企画書を作成し、きちんと書面に残しましょう。

企画書の種類

ここでは企画書が使われる、主な企画の種類について紹介します。

上記のほかにもさまざまな企画書があります。

企画書は英語で「proposal」といいます。

企画書と提案書の違い

企画書と似た書類に「提案書（ていあんしょ）」があり、書き方も似ているため、同じものとして扱われる場合があるものの、厳密にいうと両者の意味合いは異なります。

企画書には企画の概要のほか、予算、スケジュール、実行プランなどについて具体的に盛り込み、関係者の同意を得るために用います。

一方の提案書は現状の課題を認識し、解決策を提案するための文書で、主にクライアント 向けに作成するのが一般的です。

このように、企画書と提案書では使用目的が異なります。

企画書の例文

企画書は、企画の内容（概要、予算、スケジュールなど）を伝えるのがメインのため、あいさつ文を添える必要はありません。

なお、単に企画内容を記載するだけでは気が引ける場合、以下のような一文を添えるといいでしょう。よく使われる言い回しやフレーズなどが記載されているので、文書作成の際の参考にしてください。

企画書を作成する上での注意点

企画書の作成にあたっては、注意すべき点がいくつかあります。文書を作成・発行する際は、以下のポイントに留意して作成しましょう。

企画書作成前に事前準備をしっかり行う

企画書を作成する前に、事前準備をしっかり行うことが重要です。方向性やターゲットを定めた上で、現状分析、課題、企画がもたらす効果などについて列挙し、要旨をまとめましょう。

企画書に記載するべき項目

企画書に決まったフォーマットはないものの、以下の内容を盛り込むのが一般的です。

上記項目の中でも、企画が実現した際のベネフィット（利益）やメリットなどについては特にしっかり説明しましょう

企画書のほかに、必要に応じて、図、画像、調査結果、参考文献などの資料も活用しましょう。。

実現性が高い企画であること

企画を実現させるためには、企画の実現性が高いことを伝え、関係者に納得してもらう必要があります。そのためには具体的な数値を用いて、説得力を持たせることが重要です。特に企画内容を達成するまでのプロセス、つまりスケジュールを綿密に立て、日数を計算しましょう。不測の事態に備えて、スケジュールに余裕を持たせることも大切です。

相手に伝わりやすい内容であること

企画書は記載すべき項目が多いため、ボリュームが多くなってしまう傾向にありますが、あまり長くなりすぎると、たとえ内容が良くても、それが相手に伝わりにくくなります。したがって、企画書に記載する文章は一文を短くてシンプルなものにして、要点だけが伝わるように工夫しましょう。

全体的にコンパクトにまとめるのがポイントです。また、文章だけだと堅苦しく、読み手にも負担がかかります。図や画像などを活用して見やすくすることで企画内容のイメージもしやすくなります。

企画書の良くある質問と回答

ここで、企画書に関するよくある質問事項をまとめて紹介します。

企画書の作成・書き方に関して

企画書に決まったフォーマットはありますか？

企画書に決まったフォーマットはなく、デザインは自由です。ただし、企画の目的、概要、現状分析、課題や問題点、スケジュール、予算、費用対効果などといった必要項目は盛り込みましょう。企画書を一から作成することも可能ですが、インターネット上で公開・提供されている無料のテンプレートをダウンロードして使用するのもおすすめです。

企画書の項目で特に重要なものは何ですか？

企画書は、企画内容が実現可能なものであることを示すとともに、関係者の承諾を得る目的で使用します。さまざまな記載項目の中でも、特に重要だと考えられるのは、企画を実現した際に、会社にとってどのようなメリットがあるかの記述です。そのため、会社にもたらされるベネフィットについてはしっかり記載しましょう。

企画書を作成するときに図や画像を使っても問題ありませんか？

企画書を作成する際に、図や画像などを活用しても問題ありません。むしろ、図や画像を入れた方が視認しやすく、相手にも企画のイメージが伝わりやすくなると期待できます。

企画書全般に関して

なぜ企画書を作成する必要があるのですか？

新たな発想やアイデアを生み出そうとする際に、ブレインストーミングも１つの方法ですが、口頭で意見を出しあうだけでは内容をイメージしにくく、時間が経つにつれて記憶も薄れてしまいます。企画の内容を正確に伝えるためにも、企画書という形で書類を作成することが大切です。

企画書の種類を教えてください。

企画書にはさまざまな種類があり、新商品、新規事業、イベント、キャンペーン、営業、マーケティング、研修などを企画する際に使われます。

企画書と提案書の違いがよくわかりません。

企画書と提案書はよく似ていて混同されやすいですが、使用目的や記載する内容が少し異なります。提案書ではクライアントの問題解決策を示し、大まかな内容を提案するための文書である一方、企画書においては、予算、スケジュール、費用対効果まで具体的に算出し、実現性が高いことを示す文書であるのが特徴です。

企画書のまとめ

企画書は、アイデア、内容、実行プラン、予算、スケジュール、効果やメリットを関係者に伝え、賛同を得る目的で使用します。実現性が高いことを示し、実現によってどのような効果やメリットがあるかがしっかり伝わるようにまとめるのがポイントです。

企画書を作成する際は、本記事で紹介した例文や注意点などをぜひ参考にしてください。また、本記事内で企画書のテンプレートも提供しています。無料でダウンロードしてお使いいただけるので、あわせてご活用ください。