カレンダーテンプレート(Word・Excel)無料ダウンロード | 仕事や日常のスケジュール管理

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目次

カレンダーのテンプレートダウンロード

カレンダーについて

カレンダーとは

「カレンダー」は、年、日付、曜日などを表形式などで表示して、ひと目でわかるようにしたものです。

日本ではかつて「暦(こよみ)」と呼ばれていましたが、現在は西洋起源のカレンダー(calendar)」の呼称が一般的です。

なお、日本のカレンダーには、国民の祝日のほか六曜(大安・仏滅・友引・先勝・先負・赤口)、二十四節気(陰暦の季節の区分)、旧暦の日付などが記載されることもあります。

カレンダーは、別名「七曜表(しちようひょう)」といいます。1週間(7日)のうち、どの日が何曜日にあたるかを表であらわしたものという意味です。

カレンダーの用途と役割

カレンダーの用途

カレンダーは年、月、火、曜日などがわかりやすく表示されているので、現在の日付の確認はもちろん、過去や未来の日付を簡単に調べることが可能です。

六曜が記載されているカレンダーでは、その日の吉兆や運勢を判断するときにも活用できます。

カレンダーの役割

カレンダーはしばしば企業の粗品やノベルティなどとして使われることがあります。その際に考えられるカレンダーの役割は以下のとおりです。

  • 会社のPRやイメージアップ
  • 営業や販促ツール
  • あいさつやコミュニケーション手段

企業カレンダーには社名、所在地、電話番号、企業ロゴなどを記載するのが一般的です。そのカレンダーを取引先で掲示してもらえれば、新たな顧客の獲得できるチャンスが広がります。

カレンダーの種類

ひと口にカレンダーといっても、日付や曜日の記載方法、デザインなどの違いから、さまざまな種類があります。以下は主なカレンダーの種類です。

  • 日めくり(1日ごと、3日ごとなど)
  • 週めくり
  • 月めくり(1カ月ごと、2カ月ごとなど)
  • 年表(1年分、半年分など)

カレンダーは、毎年1月にはじまり、同じ年の12月でおわるものが一般的ですが、学校の年度はじまりに合わせて、4月~翌年3月を範囲としたタイプもあります。

また、形態としては、壁掛け、卓上、ポスター形式といった紙製のカレンダーのほか、電子式(PC、携帯、スマートフォン、腕時計、電子手帳などに表示される)も提供されています。

電子式は自動で新しい日付に更新されるため、紙製と違ってめくる必要がありません。

カレンダーの起源

カレンダーの起源は、古代バビロニア時代(紀元前1900~1595年頃)にさかのぼります。古代バビロニアは、アムル人(中東各地で権力をにぎっていた部族)がメソポタミア南部(現在のイラク南部)に築いた王国で、ハンムラビ王の時代(紀元前1800年頃)に全盛期を迎え、強い支配力を持っていました。

また、バビロニアは世界の中でも、古くから農耕が行われているエリアであった上、法律、天文学、数学、芸術などが発達し、古代オリエント文明の中心地であったともいわれています。

この古代バビロニアにおいて、月の観測が行われ、月の満ち欠けが一定の周期で行われることが発見されて、新月から次の新月までを1カ月とするルールが決められました。これこそが太陰暦(旧暦)であり、日本でも明治時代に改暦される前に使われていた暦法です。

なお、現在世界共通で使用されているカレンダーには、太陽暦(グレゴリオ暦)が採用されています。

一般的にあまり知られていませんが、毎年12月3日は「カレンダーの日」です。明治時代の改暦で、旧暦(太陰暦)の明治5年12月3日を、新暦(太陽暦)の明治6年1月1日とすると宣言したことに由来します。

カレンダーを作成する上での注意点

カレンダーは市販のものを購入するほか、無料で配布されているものを入手したり、インターネット上で公開されているものをダウンロードしたり、といった方法で利用できます。

あるいは一から自分で好みのデザインのカレンダーをつくることも可能です。自分でカレンダーを作成する際は、以下のポイントに注意しましょう。

日付と曜日にまちがいがないか

その年のカレンダーに表記する日付や曜日にまちがいがないか念入りに確認しましょう。月によって30日、31日など、月末の日付が異なるほか、4年に1度のうるう年の際は、2月が29日まであるので注意が必要です。

日曜と月曜のどちらをはじまりにするか

カレンダーを1週間(7日)で区切り、曜日ごとに整列させて表示させる場合、日曜はじまりあるいは月曜はじまりにするのが一般的です。日曜はじまりのカレンダーが多く見受けられますが、土日をならべて表示させたい場合は、月曜はじまりの方が見やすいです。

予定を書き込めるデザインが便利

カレンダーを作成する際に、単純に日付と曜日を表記するだけでなく、予定を書き込めるスペースを設けておくと便利です。カレンダーは目につきやすい場所に設置するので、予定を書き込めたり、とっさにメモしたりできるデザインが重宝します。

六曜や二十四節気なども入れる場合は正しく記載する

六曜や二十四節気などの情報も入れる場合は、正しく記載しましょう。漢字の表記にまちがいがないようにするのはもちろんですが、該当する日付にも誤りがないように注意が必要です。六曜の場合、吉兆を表す6つの言葉の順番がリセットされることがあるので気をつけましょう。また、立春、夏至、秋分といった季節を表す二十四節気は、その年によって該当する日付が変動することがあるため、特に祝日になっている場合は注意しましょう。

Excelを使うと日付・曜日が自動で入力されるカレンダーを作成できる

Microsoft(マイクロソフト)社の表計算ソフト「Excel(エクセル)」を使用すると、日付や曜日が自動で入力されるカレンダーを作成することが可能です。その際に、関数と呼ばれる数式を入力する必要があり、少しテクニックが要求されます。この関数をおぼえると、過去や未来のカレンダーを簡単に作成できます。

カレンダーの良くある質問と回答

ここで、カレンダーに関するよくある質問事項をまとめて紹介します。

カレンダー全般に関して

現代のカレンダーに使われている暦法は何ですか?

現在世界共通のカレンダーに使われているのは、太陽暦(グレゴリオ暦)です。太陽暦とは、地球が太陽のまわりを1周する時間を1年(約365日)とする暦法です。

2月が28日までの年、29日までの年があるのはなぜですか?

カレンダーに採用されている太陽暦は、地球が太陽のまわりを1周するのにかかる時間がぴったり365日ではありません。そのため、4年に1度、2月を29日までとすることでズレを調整しています。これがいわゆる「うるう年」です。

30日までの月、31日までの月をまとめて知りたいです。

月末が30日の月は4月・6月・9月・11月、31日の月は1月・3月・5月・7月・8月・10月・12月です。なお、2月は28日までですが、うるう年は29日までです。

カレンダーの作成に関して

日曜はじまりと月曜はじまりのどちらのカレンダーが正しいですか?

現在、世界的には日曜はじまりのカレンダーが一般的ですが、どちらが正しいということはありません。用途や使用シーンに応じて、使いやすい方を選びましょう。なお、日本でも日曜はじまりが採用されています。これは、キリスト教や占星術などの影響によるものです。

カレンダーをPCで作成するときは、WordとExcelどちらを使うといいですか?

カレンダーはWord、Excelのどちらでも作成できるので、使いやすい方を選びましょう。なお、表計算ソフトのExcelでは関数が使えるため、日付や曜日を自動入力できて便利です。

カレンダーのまとめ

カレンダーには、日めくり、週めくり、月めくり、年表などさまざまな種類があります。また、壁掛け、卓上、ポスター形式、電子式など形態もさまざまです。市販のものを利用すると便利ですが、自分で使いやすいオリジナルカレンダーを手づくりするのもおすすめです。実際に作成する際は、本記事で紹介したポイントや注意点などをぜひ参考にしてください。

また、本記事内でカレンダーのテンプレートも提供しています。無料でダウンロードしてお使いいただけるので、あわせてご活用ください。

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