名刺テンプレート(Word)無料ダウンロード | 名前・電話番号・住所・会社名・所属・役職などを記載したビジネスカード

無料で使える名刺のテンプレートに加え、名刺の書き方と作成時の注意点を詳しくご紹介します。
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目次

名刺のテンプレートダウンロード

名刺について

名刺とは

「名刺(めいし)」とは、名前、電話番号、住所、会社名、所属、役職などを記載したカードです。

英語では「ビジネスカード(Business card)」と呼ばれます。主にビジネスシーンで用いられ、自己紹介やあいさつ、またはマナーの一環として他人に渡すことを目的に使われます。

具体的には、初対面の人に挨拶する場合、取引先との打ち合わせや商談などのシーンで使用されています。ビジネスシーンで使われる印象が強いですが、趣味やサークル活動、人との交流の場、各種イベントなどのプライベートシーンで利用されるケースもあります。

名刺は自己PRのための重要なツールであるといえます。

名刺の用途と役割

名刺の用途

名刺はビジネスシーンを中心に、自己紹介、あいさつ、連絡先交換などの目的で使われます。名刺には氏名のほか、会社名、所属部署、役職、住所、電話番号、Eメールといったさまざまな情報が記載されています。相手と連絡をとりたいときに必要な情報が集約されている便利なツールです。

名刺の役割

名刺は主に以下のような役割を果たします。

  • 自分の情報を簡潔に伝えるためのツール
  • あいさつ・マナー
  • 連絡先の共有・交換
  • 自己PR・企業や団体の広告

名刺の種類

名刺はデザイン、素材、形状、サイズなどの違いにより、種類が豊富にあります。以下は代表的な名刺の種類です。

  • 形状
    ・標準タイプ(55mm×91mm)
    ・二つ折りタイプ
    ・スクエア型
    ・丸型
    ・ダイカット
  • 素材
    ・紙製(上質紙、マット紙、光沢紙など)
    ・プラスチック製
    ・木製
    ・金属製

上記のほかに、UV加工、エンボス加工、箔押しなどの加工を施した機能的な名刺もあります。

名刺の歴史について

名刺の起源は古く、その発祥は中国だといわれています。諸説ありますが、古代中国において、訪問先が不在だった場合に、自分が訪問したことを伝えるために「刺」と呼ばれる木や竹の札に名前を書いて置いていたことから、「名刺」の表記を使うようになったとされています。

日本で名刺が使われるようになったのは、江戸時代です。当時は和紙が使われ、不在の訪問先に自分の名前を書いて置いてくるものでしたが、明治時代以降は身分証明書として使われるようになり、現在のような形に進化しました。

名刺のマナーについて

名刺は両手で取り扱うのが基本です。相手から名刺を渡された場合、両手で受け取ります。その際に文字が隠れないように名刺の端を持つ、折り曲げない、汚さないのもマナーです。また、交換の際は、自分の名刺を相手よりも低い位置に差し出すようにしましょう。

デスクやテーブル越しに渡すのはマナー違反です。デスクやテーブルをよけ、しっかりと向き合った状態で立って名刺交換をします。受け取った名刺にはきちんと目を通して、相手の情報を頭に入れることも大切です。さらに、着座して商談や打ち合わせをするときは、受け取った名刺はすぐにしまわずに、テーブルの上(自分から見て左側の位置)に置いておきます。名刺入れがある場合は、その上にのせておきます。

なお、商談や打ち合わせ終了後に、テーブルに名刺を置き忘れてそのまま帰るといったことがないように注意しましょう。

名刺を作成する上での注意点

名刺を作成する際は、以下のポイントに注意しましょう。

情報を正確に記載する

名刺を作成する際は、正確な情報を記載することが大切です。内容に誤りがあると、相手が必要なときに連絡がとれない、不信感を与えるなどが懸念されます。

誤字脱字に注意するのはもちろん、最新の情報を維持するように適宜更新しましょう。会社の名称・所在地・電話番号が変わった、所属部署や役職に変更があったなどの場合は注意が必要です。

見やすいデザイン・レイアウトする

ビジネスシーンで使用する名刺を作成する場合は、見やすいデザインやレイアウトを心がけましょう。デザインにこだわるあまり、相手に情報が伝わりにくくならないように注意が必要です。

読みやすいサイズのフォントにする、情報を詰め込みすぎず、適度に余白を設けるなど配慮しましょう。また、デザインは自分や企業のイメージに合ったものを採用します。ビジネスシーンではシンプルでありながら品のあるデザインが適しています。

名刺は紙製のタイプが一般的ですが、見た目のインパクトを与える、耐久性を高めるなどを目的に、木材、プラスチック、金属といった紙以外の素材を使う方法もあります。ただし、特殊な名刺は作成や印刷にコストがかかることを頭に入れておきましょう。

きれいに仕上げるなら専門の業者に依頼す

作成した名刺はプリンターで印刷できます。ただし、会社備え付けの業務用プリンターや家庭用プリンターで印刷すると、きれいに仕上がらない場合もあるので注意が必要です。

したがって、費用はかかりますが、名刺を印刷する場合は専門業者に依頼するのが無難です。

名刺のよくある質問と回答

ここで、名刺に関するよくある質問事項をまとめて紹介します。

名刺全般に関して

名刺にはどのような種類がありますか?

一般的な名刺はサイズ55mm×91mmのカード型です。そのほかに、二つ折りタイプ、スクエア型、丸型、ダイカット(任意の形)などさまざまな形状があります。また、紙製の名刺が主流ですが、プラスチック、木材、金属などの素材を使用したものもあります。デザインも多岐にわたり、さまざまな要素を組み合わせて好みの名刺を作成できます。

名刺交換の際のマナーを知りたいです。

名刺交換の際は、自分の名刺を相手よりも低い位置に差し出すのがマナーです。デスクやテーブル越しの名刺交換はマナー違反なので、デスクやテーブルをよけて横に立ち、しっかりと向き合った状態で立ってやり取りしましょう。受け取った名刺は汚したり、折り曲げたりせず、文字が隠れないように端を持ちます。名刺交換後に着座して商談や打ち合わせをする場合、受け取った名刺はすぐにしまわずに、テーブルの上(自分から見て左側の位置)に置いておきます。商談や打ち合わせ終了後は名刺を忘れずに持ち帰りしょう。

頂いた名刺はどのように管理すればいいですか?

受け取った名刺はケースやホルダーに収納して、整理・保管しましょう。名刺をため込んでから整理すると手間がかかるため、受け取った日にすみやかに処理するのがおすすめです。あるいは、名刺管理ソフトやアプリケーションなどを使って、名刺をデータ化するのもひとつの方法です。なお、名刺をデータ化する際は、名刺に記載されている個人情報の漏えいや不正アクセスを防ぐための対策も必要です。

頂いた名刺が不要になりました。どのようにすればいいでしょうか?

不要になった名刺はすぐに廃棄するのがおすすめです。名刺には個人情報が含まれる場合が多いため、プライバシーに配慮し、不要な名刺は廃棄して情報漏えいのリスクを軽減しましょう。

名刺の作成に関して

名刺を作りたいのですが、どのようにすればいいでしょうか?

名刺を作成する方法は大きく分けて、自作する、外注するの2通りです。自作する場合は、文書作成アプリケーション、名刺作成ツールやアプリ、名刺テンプレートなどを利用して作成します。外注する場合は印刷会社に依頼する、名刺印刷サービスを利用する、などが一般的です。

名刺は自分で作成できますか?

名刺は自分で作成することも可能です。自分で作成する場合は、パソコン、プリンター、名刺用の印刷用紙などが必要です。

名刺を作成するときの注意点を教えてください。

名詞を一から作成する場合は、デザイン、形状、素材、記載する内容などを決めてから取り掛かりましょう。名刺の使用目的、相手にどのような印象を与えたいか、企業のイメージに合っているか、予算内におさまるかなども考慮します。

名刺のまとめ

名刺は、名前、電話番号、住所、会社名、所属、役職などを記載した、クレジットカードほどの大きさのツールです。、自己紹介、あいさつ、マナーの一環、連絡先交換などを目的に使用されます。自分で使うのではなく、顧客や取引先などに渡すものです。

主にビジネスシーンで用いられますが、プライベートな活動で利用するケースも多く見られます。名刺は自作も可能ですので、実際に文書を作成する際は、本記事で紹介したポイントや注意点などをぜひ参考にしてください。

また、本記事内で名刺のテンプレートも提供しています。無料でダウンロードしてお使いいただけるので、あわせてご活用ください。

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