異動願いテンプレート(Word)無料ダウンロード | 勤務先で別の部署への配置転換を希望する書類

無料で使える異動願いのテンプレートに加え、異動願いの書き方と作成時の注意点を詳しくご紹介します。
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目次

異動願いのテンプレートダウンロード

異動願いについて

異動願いとは

「異動願い(いどうねがい)」とは、勤務先で別の部署への配置転換を希望する旨を記して、会社に提出するための書類です。

文書には、異動を希望する部署、異動を希望する理由などを記載します。社内で決まった書式があれば、そちらを使用します。

作成した異動願いは、直属の上司や人事部門へ提出するのが一般的です。ただし、会社よって提出先や提出方法が異なる場合があるため、あらかじめ確認しましょう。

キャリアアップを目指したい、これまでとは違う環境の業務も経験したい、家庭の事情によるものなど、異動願いを提出する理由はさまざまです。

異動願いの用途と役割

異動願いの用途

異動願いは社内で別の部署への異動を希望する際に提出する書類です。異動願いを提出する理由はさまざまであり、キャリアアップ、新しい業種への挑戦、勤務時間を短縮したい、勤務場所を変更したいなどが挙げられます。

異動願いの役割

異動願いは主に以下のような役割を果たします。

  • 配置転換の希望を伝える
  • 配置転換の希望がある旨を証明する資料・記録
  • 人員配置の参考資料・検討材料

異動願いを提出する際に気を付ける事

異動願いを出す際には、以下の点に気を付けましましょう。

  • 配置転換を希望する部署を明記する
  • 配置転換希望の理由を明確にする
  • 配置転換希望の理由は前向きな内容にする
  • 誤字脱字がないか確認する
  • 会社規定の提出方法に従う
  • 繁忙期を避け、余裕のある時期に提出する

異動願いを提出する際は上記の内容を確認し、勤務先の規定に従って提出します。

異動願いの例文

ここでは、異動願いに記載する前文の例を紹介します。よく使われる言い回しやフレーズなどが記載されているので、文書作成の際の参考にしてください。

【例文1】一般的な異動願い1

以下のように異動を希望いたします。ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。

【例文2】一般的な異動願い2

このたび、下記のとおり異動を希望します。ご配慮くださいますようお願い申し上げます。

【例文3】一般的な異動願い3

このたび、以下のように配置転換を希望いたします。ご配慮のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

【例文4】一般的な異動願い4

このたび、以下のとおり配置転換を希望いたします。何卒ご配慮くださいますようよろしくお願い申し上げます。

異動願いを作成する上での注意点

異動願いを作成する際は、以下のポイントに注意しましょう。

配置転換を希望する部署を具体的に記載する

異動願いには、配置転換を希望する部署の名前を具体的に記載します。希望部署の候補が複数ある場合は、希望する順番に書きます。

配置転換を希望する前向きな理由を明記する

配置転換を希望する部署名に加えて、異動を希望する理由を明記しましょう。わかりやすく、簡潔に記載するのがポイントです。その際、ネガティブな理由を書くことは避けましょう。会社の批判をしたり、具体的な人物名を書いたりするのはNGです。

ポジティブにとらえられる内容を記載し、前向きな理由で異動を希望する旨を伝えます。さらに、現在の業務内容を説明し、自己PRも加えましょう。

誤字脱字に注意して、ていねいに記載する

異動願いを作成する際は、誤字脱字にも注意しましょう。ていねいな言葉使いをするのもポイントです。

会社指定の書式を使用する

会社によっては、規定の書式の使用を求められる場合があります。そのため、書類を作成する前に担当部署に確認しましょう。

コピーを保存する

作成した異動願いのコピーを保存しておきましょう。PCで作成した場合はデータファイルを保存します。証拠書類になるので、保管中の紛失や破棄に注意しましょう。

会社規定の提出方法に従う

異動願いを提出する際は、会社で規定されている方法に従いましょう。また、会社によっては、異動希望の受付や提出時期を定めているケースもあるため、事前に確認が必要です。

提出前に直属の上司に相談する

異動願いを提出する前に、1度直属の上司にひと言相談することを検討しましょう。何の前触れもなく、急に異動願いを提出すると驚かれることがあります。

また、相談することにより、希望が通りやすくなる場合もあるので、良いタイミング配置転換希望の旨を伝えることをおすすめします。

異動願いのよくある質問と回答

ここで、異動願いに関するよくある質問事項をまとめて紹介します。

異動願い全般に関して

異動願いはどのようなときに提出しますか?

異動願いを提出する主な理由として、キャリアアップ、違う職場環境で自分を試したい、新しい業務に従事してみたい、育児・介護・自身の体調の問題で勤務時間や勤務場所を変更したいなどが挙げられます。

異動願いはどのようなタイミングで提出するべきでしょうか?

異動願いは配置転換を希望する時期の1カ月前までに提出しましょう。希望の時期が会社の繁忙期と重なる場合は、少しタイミングをずらすなどの配慮も必要です。

異動願いの提出先を教えてください。

会社の規定により、異動願いの提出先が指定されている場合はそちらに提出します。なお、、直属の上司や人事部などへ提出するのが一般的です。

異動願いを提出すれば、希望通りに配置転換されますか?

異動願いはあくまで希望であるため、必ずしも配置転換されるとは限りません。ただし、人員配置や人事異動の参考資料や検討材料として考慮されます。

異動願いを提出する前に、誰かに相談するべきでしょうか?

異動願いを提出するにあたり、迷いがある場合は信頼できる人に相談しましょう。また、直属の上司に相談することも大切です。何の前触れもなく、急に異動願いが出されると、上司や部署内で混乱が生じることがあります。あらかじめ上長に話を通しておくことで、希望が通りやすくなる、部署異動の手続きをスムーズに進められるなどもメリットもあるので、まずは直属の上司に相談するのがおすすめです。

異動願いの作成に関して

異動願いは決まった書式を使用して作成するのですか?

異動願いに定められた書式はありませんが、記載するべき事項は決まっています。異動願いの本文に書くべき内容は、希望部署名、配置転換を希望する理由、異動を希望する時期、現在の所属部署と業務内容、自己PRなどです。

異動を希望している部署が複数ある場合、どのように記載すればよいでしょうか?

配置転換を希望する部署の候補が複数ある場合は、希望の順に優先順位をつけて記載しましょう。

家庭の事情で配置転換を希望する場合、理由をどのように書けばいいでしょうか?

育児、介護、家族の体調不良など、家庭の事情にもさまざまありますが、可能な限り具体的にかつ正直に書くことがポイントです。その上で部署、勤務場所、勤務時間などの希望を伝えましょう。

異動願いのまとめ

異動願いは、会社内で別の部署への配置転換を希望する明記し、提出するために使用します。書類には希望する部署名を具体的に記載し、異動を希望する理由をきちんと説明します。理由を書くときはネガティブな内容は避け、前向きな理由を記載しましょう。

作成した書類は、会社の規定にしたがって提出します。規定がない場合は、直属の上司あるいは人事部に提出するのが一般的です。突然異動願いを提出すると周囲が混乱する場合があるため、正式に提出する前に、まずは直属の上司に相談するのがおすすめです。

なお、異動願いはあくまで従業員の希望であるため、必ずしも配置転換が実現するわけではありません。希望を通りやすくするためにも、書類内でしっかり自己PRすることも大切です。書類が完成したら、会社の繁忙期を避け、異動を希望する時期の1カ月前までを目途に提出しましょう。

実際に文書を作成する際は、本記事で紹介したポイントや注意点などをぜひ参考にしてください。また、本記事内で異動願いのテンプレートも提供しています。無料でダウンロードしてお使いいただけるので、あわせてご活用ください。

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