経歴書テンプレート(Word)無料ダウンロード | 転職や再就職活動時に提出する書類

無料で使える経歴書のテンプレートに加え、経歴書の書き方と作成時の注意点を詳しくご紹介します。
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目次

経歴書のテンプレートダウンロード

経歴書について

経歴書とは

「経歴書(けいれきしょ)」とは、「職務経歴書(しょくむけいれきしょ)」とも呼ばれる、個人が過去に所属していた勤務先、キャリアの流れ、具体的な業務内容、経験、スキル、実績などを記載した書類です。主に転職や再就職活動などの際に用いられます。

企業の採用担当者にとって経歴書は、応募者が過去に経験した業務内容、スキル、実務能力などを把握し、採用選考における合否を判断するための大切な材料となります。

転職活動の際に経歴書とセットで使われることが多い書類が「履歴書(りれきしょ)」です。履歴書には応募者の基本情報、簡単な学歴や職歴、趣味や特技などをまとめて記載します。

経歴書の用途と役割

経歴書の用途

経歴書は、転職や再就職活動などにおいて、応募者は過去の勤務先、キャリアの流れ、業務経験、実績などを記載し、応募先に提出するために使用します。

一方、採用する側の企業では、人事担当者が応募者の業務経験、スキル、実務能力などを確認するために使われます。

経歴書の役割

経歴書は以下のような役割を果たします。

  • 転職や再就職活動時の提出書類
  • 自分のスキル、実績、強みを整理し、把握する
  • 求人応募者が過去に経験した仕事、経験、実績、スキルなどを採用担当者に伝え、アピールする
  • 採用選考における合否の判断材料

企業の採用担当者は、経歴書および履歴書の記載内容をもとに採用の合否を判断するのが一般的です。

経歴書の種類

経歴書は書き方の違いにより、主に以下の3種類に分けられます。

  • 逆編年体形式(ぎゃくへんねんたいけいしき)
    最新の内容から、過去にさかのぼって職歴を記載する形式です。直近の業務内容、スキル、実績などがわかりやすく、最新情報を重視する傾向のある企業に応募する際に適しています。一般的な経歴書によく用いられる形式です。
  • 編年体形式(へんねんたいけいしき)
    1つ前に紹介した逆編年体形式とは反対に、過去から現在までの経験を時系列で古い順番に記載していく形式です。一緒に履歴書を提出する場合、採用担当者がその内容と照らし合わせて確認できるメリットがあります。キャリアップや成長過程が伝わりやすいので、社会人歴が短い人、第二新卒などに適した形式です。
  • キャリア形式
    過去の経験やキャリアについて、時系列ではなく、業務内容やプロジェクトごとに分類して記載する形式です。過去の経験を通して身につけたスキルや実績をアピールしたいときに適しています。

「経歴書」と「履歴書」の違い

経歴書と似た書類に「履歴書(りれきしょ)」があり、両者はセットで使われるケースがほとんどです。

経歴書には過去に経験した職種、業務、勤務先、スキル、実績などの詳細を記載しますが、履歴書には応募者の大まかな基本情報(氏名・連絡先・学歴・職歴・趣味・特技など)を記入します。

採用側の企業は、経歴書と履歴書の両方を参考に合否を判断し、採用が決定した応募者の履歴書を保管するのが一般的です。

経歴書を作成する上での注意点

経歴書を作成する際は、以下のポイントに注意しましょう。

必要な項目を記載する

経歴書には以下のような項目を盛り込むのが一般的です。

  • タイトル(「職務経歴書」)
  • 応募者の氏名
  • 日付
  • 職務要約
  • 現職および前職の企業
  • 職務経歴
  • 役職
  • 実績
  • 保有資格、免許、スキル
  • 自己PR
  • 志望動機

上記に加え、必要に応じて前職の退職や転職履修なども記載する場合があります。

適切なフォーマットを選ぶ

経歴書には、主に「逆編年体形式」「編年体形式」「キャリア形式」の3つのフォーマットがあります。

そのため、自己のスキルや強みがアピールしやすいフォーマットを選んで経歴書を作成するのがポイントです。

可能な限り具体的な内容を記載する

過去の職務経験における実績や成果は、できるだけ具体的に記載しましょう。

実績や成果を具体的な数字やパーセンテージで示すことで、アピールしやすくなります。

応募先で生かせるスキルや経験をアピールする

経歴書では、過去の職務経験を通じて身についたスキルや実績などについて、応募先の企業や職種にどのように生かせるかを明確に記載しましょう。

即戦力を求めている企業にとって、大きな判断材料となる場合があります。

内容を正確に記載する

現職や前職の企業名を正式名称で記載する、誤字脱字がないようにするなどはもちろん、過去の職務内容、実績、役職名などを正確に記入することが大切です。

また、嘘の内容を書くのはNGです。後にトラブルになったり、雇用主との信頼関係が崩れたりするリスクがあるので、絶対に避けましょう。

適宜見直してブラッシュアップする

経歴書を1度作成して終わりにするのではなく、転職活動中であっても適宜見直し、気づいたこと、付け加えた方がよいことなどはどんどん反映して、内容をブラッシュアップしましょう。

応募先に応じて、適した内容の経歴書を提出するなどの工夫も大切です。

経歴書のよくある質問と回答

ここで、経歴書に関するよくある質問事項をまとめて紹介します。

経歴書全般に関して

経歴書はなぜ必要なのですか?

転職活動などの際、経歴書(職務経歴書)は履歴書とセットで提出を求められることが多い書類です。応募先企業は経歴書と履歴書の内容をもとに採用の合否を判断するケースが多いことからも、経歴書は求人応募時に必要不可欠な書類といえるでしょう。なお、企業によっては、経歴書不要(履歴書のみ提出)、あるいは任意提出とする場合もあります。任意提出では、提出する・しないは自由であるものの、入社を強く希望する場合は、熱意を伝えるという意味でも提出するのがおすすめです。

経歴書はどこで入手できますか?

経歴書(職務経歴書)は、文具店、書店、コンビニエンスストア、100円ショップなどの実店舗で購入できるほか、インターネット通販を利用して入手することも可能です。インターネット上では無料のテンプレートが提供されているので、ダウンロードして使用するのもおすすめです。

経歴書と履歴書はどのように違うのですか?

経歴書は過去に経験した職種、業務、勤務先、スキル、実績などを詳細に記載する書類である一方、履歴書は応募者の氏名、連絡先、学歴、職歴、特技などの大まかな基本情報を記載する書類であるという違いがあります。企業側は経歴書と履歴書の内容もとに合否を判断しますが、、採用決定後は履歴書を保管するのが一般的です。

経歴書の作成に関して

経歴書は手書きで作成しても大丈夫でしょうか?

経歴書は手書き、PC入力のどちらで作成しても問題ありません。ただし、企業側から書き方やフォーマットを指定された場合は、そちらにしたがって作成しましょう。

経歴書はどのくらのページ数を作成したらよいですか?

経歴書のページ数に決まりはありませんが、A4サイズ1~2枚にまとめるのが一般的です。

経歴書に嘘の内容を記載した場合、どうなりますか?

経歴書に嘘の内容を記載するのはNGです。記載内容が虚偽であると発覚した場合、雇い主との信頼関係が崩れてしまい、最終的に退職せざるを得ない状況に陥る可能性もあります。内容によっては法にふれる可能性もあるため、嘘の内容を記載するのは避けるべきです。

経歴書は履歴書と一体型で作成しても問題ありませんか?

経歴書と履歴書を一体型で作成することも可能です。企業によっては経歴書の提出を求めない場合があります。その際は、通常経歴書に記載する過去の経験で培った自身のスキル、実績、強みなどを履歴書でアピールできるように書き方を工夫しましょう。

経歴書のまとめ

経歴書は、転職や再就職活動の際に、履歴書とセットで応募先に提出することが多い書類です。現職・前職の勤務先、職務内容、キャリアの流れ、経験、スキル、実績などを記載します。

経歴書はできるだけ具体的に、正確な内容を記載するのがポイントです。作成の際は誤字脱字にも注意し、嘘の内容を記載するのは絶対にやめましょう。文書を作成する際は、本記事で紹介したポイントや注意点などをぜひ参考にしてください。

また、本記事内で経歴書のテンプレートも提供しています。無料でダウンロードしてお使いいただけるので、あわせてご活用ください。

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