無料で使えるスケジュール表のテンプレートに加え、スケジュール表の書き方と作成時の注意点を詳しくご紹介します。
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スケジュール表のテンプレートダウンロード
スケジュール表について
スケジュール表とは
「スケジュール表」とは個人および企業や団体といった組織の業務、作業、タスクなどを管理するために使用する表形式のツールです。スケジュール表を活用することにより、行動予定や進捗状況がひと目でわかるだけでなく、時間やタスクを効率良く管理できるメリットがあります。
スケジュール表には、日付、時間(予定開始時間・終了時間)、活動内容・作業予定・タスクなどを記入します。
なお、活動内容やタスクなどの内容に補足説明、追加情報などがある場合、一緒に記入しておくと便利です。
スケジュール表の用途と役割
スケジュール表の用途
スケジュール表は、個人・組織を問わず、行動予定、業務内容、タスクなどをひと目でわかるように表示するために使用します。
使用者、使用目的、使用シーンなどに応じて、日ごと、週間、月間、年間といったスケジュール表の種類を使い分けることで、より効率良く予定やタスクを管理できます。
スケジュール表の役割
スケジュール表の役割をまとめると、以下のとおりです。
- 業務やタスクなどの進捗管理
業務、タスク、プロジェクトなどの進捗状況を把握しやすい - 時間の効率的な管理
日、週、月、年などの単位で予定を把握することにより、時間を効率良く管理できる - 予定のリマインダーとして
約束事を記入しておくことで、予定を忘れるのを防げる - 組織内のコミュニケーションツールとして
企業や団体などの組織内において、メンバーや関係者の予定を表示することにより、担当者、各業務の進捗状況、改善点などが明確になるとともに、コミュニケーション改善の効果も期待できる - 目標達成のための計画立案のヒントになる
個人や組織がある目標を達成する際に、スケジュール表を活用することで、いつまでに何をするべきか、各タスクの優先順位をどうするかといった計画を立案しやくなる
スケジュール表の種類
スケジュール表は、対象となる期間ごとに、以下のような種類に分けられます。
- デイリープランナー(日ごと)
- ウィークリープランナー(週間)
- マンスリープランナー(月間)
- イヤリープランナー(年間)
上記のほか、2週間ごと、3カ月ごと、半年ごとなどのスケジュール表もあります。
また、使用する人や場所に応じて、次のような形状があります。
- 手帳型
- ホワイトボード用
- 壁掛け用
- 個人ロッカー用
- マグネット貼り付け型
- アプリケーション(デジタル型)
スケジュール表に使われる素材は、デジタル型を除き、紙、木、金属(スチールほか)などさまざまです。
さらに、使用シーンや用途に応じて、以下のようにバラエティ豊かな種類がラインナップします。
- プロジェクト管理用
- 勤務時間管理用(フレックスタイム制向け)
- セミナー(講演会)用
- 工事予定表
- 作業工程表
スケジュール表は市販のもの、携帯やスマートフォンのアプリなどを使用するのが一般的ですが、自分で使いやすいものを自作するのもおすすめです。
あるいは、インターネット上には無料のスケジュール表が提供されているので、それらをダウンロードして使用したり、自分好みにカスタマイズしたりするのも1つの方法です。

「スケジュール表」と「カレンダー」の違い
ここまで説明してきた「スケジュール表」と「カレンダー」は、見た目が良く似ていますが、使用目的や意味合いが異なります。
スケジュール表は先に述べたように、個人や組織の予定やタスクを管理するために使用します。カレンダーと同様に日付が記載されていますが、スケジュール表の種類によっては時間単位で予定やタスクを管理できるのが特徴です。
一方のカレンダーは、基本的に年、月、日、曜日などを表示するためのツールとして使用されます。一般的には月ごとに表示されます。日ごとにメモスペースがあるタイプは行事予定を書き入れられるので、簡易的なスケジュール表代わりに使えるものの、詳細な内容までは書ききれないため、プロジェクトやタスク管理などには適していません。

スケジュール表を作成する上での注意点
スケジュール表は自分で作成することも可能です。作成する際は、以下のポイントに注意しましょう。
使用目的や場所によって適切な種類を選ぶ
スケジュール表は、フォーマットや形状などを含めて、さまざまなタイプがあります。そのため、使用目的や使用場所に応じて、適切な種類を選ぶことが大切です。たとえば、年単位のプロジェクトを遂行するためであれば、年間予定の把握はもちろん、個々のタスク管理ができるスケジュール表も必要です。
そのために、まずは目標やゴールを明確にしましょう。その上で、設定した目標を達成するための道筋をスケジュール表に落とし込みます。
タスクの優先順位を決める
目標を設定したら、達成に必要なタスクを洗い出し、それぞれの優先順位を決定します。各タスク中でも、特に重要なものを優先してスケジュールを組みましょう。
スケジュールには余裕を持たせる
タスクの優先順位が決まったら、各タスクの完了までに必要な時間を見積もります。このとき、過密スケジュールにならないように、思わぬトラブルや遅延が起こるリスクも考慮して、時間に余裕を持たせることも大切です。さらに、不測の事態が起きた際にリスケジュールできるようにするなど、柔軟に対応できる体制も整えましょう。
必要に応じて修正・更新を行い、最新の状態を保つ
各タスクの進行状況によっては、スケジュールの修正や更新が必要となる場合があります。目標の達成に必要な修正・更新は適宜加えて、スケジュールを最新の状態に保つようにしましょう。組織内で共有している場合は、スケジュールの変更をすみやかに知らせることも大切です。
スケジュール表の良くある質問と回答
ここで、スケジュール表に関するよくある質問事項をまとめて紹介します。
スケジュール表全般に関して
スケジュール表の作成に関して
スケジュール表のまとめ
スケジュール表は個人や組織にかかわらず、タスクや予定などを管理するのに便利なツールです。ビジネスシーンにおいては、組織内でスケジュールを共有することにより、メンバー同士のコミュニケーションツールとしても役立ちます。実際に作成する際は、本記事で紹介したポイントや注意点などをぜひ参考にしてください。
また、本記事内でスケジュール表のテンプレートも提供しています。無料でダウンロードしてお使いいただけるので、あわせてご活用ください。
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