申請書テンプレート(Word)無料ダウンロード | 権利・許可・認可などを求める際に使用する書類

無料で使える申請書のテンプレートに加え、申請書の書き方と作成時の注意点を詳しくご紹介します。
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目次

申請書のテンプレートダウンロード

申請書について

申請書とは

「申請書(しんせいしょ)」とは、会社、学校、官公庁などの組織に対して、自分の希望や要求を伝える、特定のサービス・権利・許可・認可などを求める際に使用する書類です。

営業許可や助成金の請求、許可証の取得、学校への入学、ビザの取得など、さまざまなシーンや用途で使われるので、申請書の種類は多岐にわたります。

申請書には一般的に、申請者情報(氏名や法人名、住所、電話番号など)、申請する内容などを記入するほか、必要に応じて書類や資料を添付します。

申請書は、漏れなくかつ正しく記入することが大切です。記入漏れや誤りがあったり、不正確な情報を記入したり、といったことが判明した場合、書類が受理されない、申請を拒否されるなどの可能性もあるので注意しましょう。

申請書の用途と役割

申請書の用途

申請書は、会社、学校、官公庁などの組織に対して、自分の権利を主張し、利益を得るために使用する書類です。具体的には、証明書を取得する、許可や認可を得る、手当や給付を受けるなど、何らかの申請をするときに提出します。申請に必要な情報を書類に漏れなく正確に記載して提供し、申し込むのが一般的です。

申請書の役割

申請書は、主に次のような役割を果たします。

  • 権利や利益を得ることを明確に意思表示する
  • 申請に必要な情報を提供する(審査を進める上で必要な材料)
  • 契約書の役割(申請内容=契約内容となる場合)
  • 申請の証拠書類

申請書の種類

申請書の用途は幅広く、以下のように種類は多岐にわたります。

許可・認可を得るための申請書

  • 営業許可
  • 食品衛生許可
  • 道路使用許可
  • 建設業許可
  • イベント開催許可

手当・給付を受けるための申請書

  • 介護保険給付金
  • 高額療養費支給申請
  • 児童手当
  • 奨学金申請
  • 休暇申請
  • 融資申請書
  • 出張申請
  • 経費精算
  • 旅費精算
  • 各種手当申請

各種証明・資格取得のための申請書

  • 住民票
  • 戸籍謄本
  • 除籍謄本
  • パスポート
  • ビザ
  • 特許申請
  • 商標登録申請
  • 意匠登録申請
  • 資格取得申請

サービス利用・請求のための申請書

  • 銀行口座開設
  • 物品購入申請
  • 設備導入申請
  • 駐車場利用申請
  • 車両使用許可申請
  • システム利用申請
  • データ閲覧申請
  • 情報公開請求

「申請書」と「届出書」の違いとは?

申請書に似た書類に「届出書(とどけしょ)」があります。どちらも何らかの手続きに必要な書類という点で共通していますが、申請書は提出しただけでは完結せず、その内容が審査される点で異なります。

届出書は受理されれば手続きは完了しますが、申請書は審査の結果、申請内容が認められない場合もあるのです。申請内容に不備があれば、書類自体が受理されない、申請を拒否されるといったケースもあるため、届出書とは性質も用途も大きく異なるといえます。

申請書の例文

ここでは、申請書の前文の例を紹介します。よく使われる言い回しやフレーズなどが記載されているので、文書作成の際の参考にしてください。

【例文1】使用許可申請書の前文

「○○○○○」の使用について、下記のとおり申請いたします。

【例文2】傷病休暇取得申請書の前文

下記のとおり傷病休暇を取得したく、申請いたします。

【例文3】備品購入申請書の前文

下記の備品の購入を申請いたします。

申請書を作成する上での注意点

申請書を作成する際は、以下のポイントに注意しましょう。

漏れなく正確に、指定の記入方法にしたがって作成する

申請書の内容は漏れなく正確に記入するのが原則です。

文字を判読しやすいように丁寧に書くことも大切なポイントです。記入漏れがあった場合、申請内容の審査時に支障をきたしたり、申請そのものが却下されたりする場合もあるため注意しましょう。

また、申請書の記入方法が定められている場合は、その指示にしたがって作成します。

作成した申請書に汚れが付着したり、破損したりといったことがないように注意しましょう。

誤字脱字に注意する

書類は誤字脱字がないように作成するのが基本です。誤記があると、申請書が受理されない場合もあるため注意が必要です。もし書き間違えた場合は、些細なものであれば、修正ペンや二重線取消などで訂正できます。

なお、誤字脱字防止のために、下書きをしてから清書する、複数人で確認するといった対策もおすすめです。これにより、記入漏れ防止にもつながります。

署名・押印忘れに注意

申請書には、署名・押印をするのが一般的です。署名・押印がない場合、申請書が無効とされる場合もあるため、忘れないように注意しましょう。

添付書類が必要なケースもある

申請書には、必要な書類を添付するように指定される場合があります。添付書類がないと申請が受理されない場合もあるため、必ず添付しましょう。

提出期限を守る

申請書には提出期限が定められているものも多くあります。その場合、指定された提出期限を守りましょう。期限を過ぎた場合、申請書は基本的に受け付けられません。

申請書のよくある質問と回答

ここで、申請書に関するよくある質問事項をまとめて紹介します。

申請書全般に関して

申請書の内容に不備があった場合、どうなりますか?

申請書に記載された内容に不備があった場合、書類が受理されない、あるいは差戻になる可能性があります。なお、虚偽の申請や不正があった場合は、申請そのものが拒否されるケースもあるので、注意しましょう。

申請書を提出する際に、ほかに必要なものはありますか?

申請書と一緒に提出するものは、その内容によって異なります。代表的なものは、運転免許証、健康保険証、パスポート、マイナンバーカードといった本人確認書類のほか、住民票、戸籍謄本、成績証明書、健康診断、卒業証明書などがあります。申請内容や受付機関によっては手数料がかかるのであらかじめ確認しましょう。

申請書を提出しましたが、申請が通りませんでした。どのようにすれば申請が通りますか?

申請が通らない場合、書類に不備があった可能性があります。その場合、該当する箇所を訂正して再提出してください。指摘された箇所があれば、その部分を訂正します。添付書類の不足が理由であれば、必要なものをそろえて再提出しましょう。

申請書を提出した後で申請を取り消したい場合は、どうすればよいでしょうか?

申請を取り消したい場合、できるだけ早く申請書を提出した組織や機関に連絡をしましょう。取り消すための手続きについては、その組織のやり方にしたがいます。

申請書の作成に関して

申請書を作成する際に、どのようなツールを使えばいいでしょうか?

申請書を作成する場合、WordやExcelなどのアプリケーションなどを使用するケースが多く見られます。WordやExcel形式のフォーマットが提供されているのであれば、ダウンロードしてPC入力できます。組織や機関によっては、オンライン申請を受け付けている場合もあります。

申請書を作成する際に書き間違えたら、どうすればよいでしょうか?

申請書に誤字脱字があった場合は、修正液の使用、二重線で消して訂正などが可能です。ちょっとした書き間違いや記載ミスであれば、そのように対応しましょう。ただし、修正しなければならない箇所があまりにも多いときは、一から書き直した方がベターです。

申請書を上手に作成するコツはありますか?

申請書を作成する際は、漏れなく正しく記載するのはもちろん、相手に読みやすい、わかりやすい文字や文章で書くことも大切です。また、誤字脱字にも注意しましょう。

申請書のまとめ

申請書は、組織や機関などに自分の希望や要求を伝え、特定のサービス・権利・許可・認可などを求める際に使用します。申請内容は審査され、許可や不許可を判断されるため、届出書とは異なり、差し出しただけでは完結しません。したがって、まずは書類に不備がないように、漏れなく、正しく作成することが大切です。

申請書の用途は幅広く、さまざまで活用されているため、種類は多岐にわたります。実際に文書を作成する際は、本記事で紹介したポイントや注意点などをぜひ参考にしてください。

また、本記事内で申請書のテンプレートも提供しています。無料でダウンロードしてお使いいただけるので、あわせてご活用ください。

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