売上管理表テンプレート(Excel)無料ダウンロード | 売上を記録・集計して経営状況を把握

無料で使える売上管理表のテンプレートに加え、売上管理表の書き方と作成時の注意点を詳しくご紹介します。
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目次

売上管理表のテンプレートダウンロード

売上管理表について

売上管理表とは

「売上管理表(うりあげかんりひょう)」とは、会社経営などにおける売上を記録・集計し、経営状況を把握するために使用する書類です。売上管理表の情報をもとに売上の詳細や傾向を評価することで、課題や問題点の改善策や経営戦略の立案などに役立ちます。

売上管理表には、売上の根拠となる商品やサービス名、単価、数量、売上金額、販売先(顧客名)などを記録し、日時、週次、月次、年次のように一定期間ごとに集計します。

売上管理表を活用して売上の傾向を把握することで、営業活動の問題点や課題点を洗い出すきっかけになる、利益を拡大するための具体的な経営戦略を立てられるなどのメリットがあります。

売上管理表の用途と役割

売上管理表の用途

売上管理表は、売上を記録・集計するために使用します。

その記録・集計された数値をもとに経営目標の達成度を確認する、営業活動の課題や問題点を洗い出す、解決策や経営戦略を立案する際などにも役立てられます。

売上管理表の役割

売上管理表は以下のような役割を果たします。

  • 日々の売上の記録・集計
  • 売上実績の分析と売上予測に必要なデータ
  • 売上目標(経営目標)達成度の確認
  • 売れ筋商品やサービス、顧客分析
  • 営業活動における問題点や課題の発見・洗い出し
  • 課題の改善策、予算案、経営戦略立案に役立つツール

売上管理表の種類

売上管理表には記録・集計方法の違いにより、以下のような種類があります。

  • 期間ごとの売上管理表(日次・週次・月次・年次)
  • 商品別売上管理表
  • 取引先別売上管理表
  • 部門別売上管理表
  • 担当者別売上管理表
  • 地域別売上管理表

売上管理表に売上金額を記録するだけで終わらせず、上記のようにさまざまな角度から売上分析することで課題や問題点の発見につながり、改善策を講じたり、経営戦略を立てたりする上で役立ちます。

「売上管理表」と「販売管理表」の違い

売上管理表と似た書類に「販売管理表(はんばいかんりひょう)」があります。

売上管理表には日々の売上情報を記録・集計した売上情報を記録します。それらの情報は、売上実績の把握や、売上目標に対する達成率の分析などに活用されます

一方、販売管理表は、見積・受注から納品・請求・入金確認などに至るまでの販売活動全体の流れに沿って行うもので、商品・サービスおよびお金のフローに関連する情報を管理するために使用します。

売上管理表は、日次・週次・月次・年次などのように期間ごとに集計するもの、商品別・取引先別・部門別・担当者別に管理するものなど、さまざまな種類があります。管理の方法は、企業の規模や業種などにより異なります。

売上管理表を作成する上での注意点

売上管理表を作成する際は、以下のポイントに注意しましょう。

必要な項目を記載する

売上管理表は主に以下のような項目を盛り込んで作成します。

  • 取引日(契約日や販売日など)
  • 顧客名(取引先名)
  • 販売商品やサービス
  • 単価
  • 数量
  • 売上金額
  • 管理番号

また、次の項目を記載するケースもあります。

  • 売上目標達成率
  • 前月、前年、前年同月などとの売上比較
  • 予算や経費の使用状況

数値(データ)を正確に記載する

売上管理表を作成する際は、日々の売上情報を正しく漏れなく記載します。

不足や誤りがないかをしっかり確認できるようチェック体制を整えることも大切です。

また、随時データを更新し、最新版にアップデートしましょう。

データ入力の形式やルールを決める

売上管理表にデータ(売上情報など)を記録する際に、あらかじめ入力形式やルールを定めて、一貫してそのフォーマットにしたがうようにしましょう。

その都度入力形式が違っていると、データをまとめにくくなります。

特に、複数人で売上情報を管理している場合には、担当者によってバラつきが出ないように注意が必要です。

さらに、Excelなどのアプリケーションで作成・管理する場合には、売上管理表とわかるような名前をつけるとともに、安全かつわかりやすい場所(ドライブ、フォルダなど)に保管しましょう。

データ分析を行う

売上管理表を作成する際に、単なる数字入力で終わらせないように、売上の推移をグラフ化してデータ分析を実施しましょう。

単なる数字の羅列ではなく、視覚的にわかりやすいグラフにするすることで、営業活動が一目で把握できるメリットがあります。

Excelで管理しているのであれば、関数やピボットテーブルを活用して分析するのも1つの方法です。

売上管理表のよくある質問と回答

ここで、売上管理表に関するよくある質問事項をまとめて紹介します。

売上管理表全般に関して

売上管理表を作成する目的は何ですか?

売上管理表は、日々の売上を記録・集計する書類です。ただし、単純な数値の記録だけが目的ではありません。収集した情報をもとに実績を把握し、売上目標に対する進捗率を見たり、データ分析をして課題や問題点を発見したりなど、経営戦略の立案に必要なツールでもあります。そのため、売上管理表にはデータを正確かつ漏れなく記録することが大切です。

売上管理表以外で売上管理する方法はありますか?

売上管理表はExcelなどのアプリケーションを用いるほか、会計ソフト、クラウドの会計サービスなどを利用して作成する方法があります。また、営業支援システム(SFA)や顧客管理システム(CRM)などにデータを記録し、蓄積した情報を活用して分析を行うのも有益です。

売上管理表を使って効率よく売上管理をするにはどうしたらよいですか?

売上表を作成する際に、その都度フォーマットは作成していたのでは、スムーズに作業できないため、あらかじめテンプレートを決め、形式や記載ルールを統一して使うと効率良く作業ができます。Excelなどのアプリケーション使ってPCで作成するほか、インターネット上で提供されているフォーマットをダウンロードして使用するのもおすすめです。また、売上管理表の内容を定期的にチェックして、最新の情報にアップデートされているかを確認しましょう。データが最新の状態に保たれることで、直近の売上目標に対する達成率を正確に把握できるため、目標達成に向けてどのようなアクションプランが必要か戦略を立てることも可能です。

売上管理表と販売管理表の違いを教えてください?

売上管理表は、日々の売上情報を記録・集計した売上情報を記録するとともに、その情報をもとに売上実績を把握し、売上目標に対する達成率を分析するなどに活用されます。一方、販売管理表は販売活動全体の流れに沿って行うものです。商品やサービス、お金のフローに関連する情報を管理するために使用します。

売上管理表の作成に関して

売上管理表に決まったフォーマットはありますか?

売上管理表に定められたフォーマットはなく、自由な形式で作成できます。PC入力、手書きなど作成方法も自由です。

売上管理表を作成する際に、どのような項目を記載しますか?

売上管理表には、取引日、取引先名、売商品やサービス、単価、数量、売上金額などを記載するのが一般的です。なお、売上目標達成率、前月、前年、前年同月などとの売上比較、予算や経費の使用状況などを記載する場合もあります。

売上管理表のまとめ

売上管理表は、日々の売上を記録・集計し、実績や売上目標の達成率を把握するために用いられます。収集した情報を評価・分析することにより、課題や問題点の発見、改善策や経営戦略の立案などに役立てられます。

日次・週次・月次・年次などのように期間ごとに集計、商品別・取引先別・部門別・担当者別に管理するなど、売上管理にはさまざまな方法があるため、企業の規模や業種に適したものを選んで使用しましょう。実際に文書を作成する際は、本記事で紹介したポイントや注意点などをぜひ参考にしてください。

また、本記事内で売上管理表のテンプレートも提供しています。無料でダウンロードしてお使いいただけるので、あわせてご活用ください。

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